パートのおばさんは強い。
人生経験も豊富。
自分を曲げない。
職員の皆さんは若い子が多い。
もちろん福祉大や保育士などの資格を持っており、専門的にお勉強している。
それに比べ、パートのおばさんは「子育て経験があればよい」とか「ホームヘルパー2級」とかの資格があれば採用される。
なかなか障がい福祉施設で働こうと考える人は少ないらしい。
なかなか採用されない。いやあるいは事業所が採用しないのか・・・。人材不足である。
ボランティア活動の一環で学生さんが補助に入ってくれるのだが、あくまでもボランティアである。
お給料も出ない。
でも、みんなニコニコして可愛い学生さんたちである。
いずれ就職活動でどこかで働くことになるだろうが、就職しても心優しい人であってほしいと思う。
さて、職員VSパートのおばさん。
パートのおばさんは基本異動が無い。
職員の皆様は異動がある。
そのリーダーが変わるたびに指導も変わる。
その人の性格が出てくるから仕方ないことだけれど、子育ての経験があるパートのおばさんは口を揃えてこう言う。
「時代は変わっても、子育ての基本は変わらない。良いこと悪いことの区別ははっきりと教える」
「ほめて育てるのは当たり前だが、自分の言い分を主張する子の意見が通るのはおかしい」
職員の方に面と向かって意見を言えない職場ってどうなの???
みんなで意見を出し合い、お互いに納得して仕事ができたらいいのになぁーと思うことが時々ある。
職員の方の言い分が1番というのはおかしい。
パートのおばさんはそこで「どうせワタシはパートのおばさんだから」ということで自分を納得させている。
なんかおかしな職場である。しかたがないで済ませられるのか・・・。